B型肝炎訴訟とはどんな病気の訴訟なのか?

B型肝炎訴訟とはどんな病気の訴訟なのか?

B型肝炎訴訟の内容を知るためには、まずB型肝炎とはどのようなものかを知る必要があります。

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染した者が発症する肝臓の炎症性疾患のことを指しており、HBVの増殖がすすむと肝臓の機能に障害が生じ、やがて慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がんなどの症状が起きるようになります。

HBVが原因の慢性肝炎を発症した場合は、すみやかに肝臓の治療をすれば、肝硬変や肝細胞がんにかかる可能性を低くすることができます。

B型肝炎訴訟は、HBVに感染した患者およびその遺族が、自らのHBV感染の原因は使い回されている注射器に付着していた血液や体液にあり、全国にB型肝炎の患者が広がったのは、国が注射器の使い回しがHBV感染のリスクを高める可能性があると十分に認識していながら、長年にわたって対策を怠ってきたことに原因があるとして、国家賠償法に基づく損害賠償を求めた訴訟です。

B型肝炎訴訟は2006(平成18)年に最高裁判所が国の責任を認める判決を出し、いったんは原告の勝訴に終わりました。しかし、国は訴訟終了後にHBV患者に対する救済措置を講じなかったため、2008(平成20)年3月以降全国の裁判所で国に損害賠償を求める訴訟が提起されました。

現在は、2011(平成23)年に国と原告側でかわされた基本合意書と、2012(平成24)年に施行されたB型肝炎特別措置法にしたがって、患者が国に訴訟提起や調停申立を行い、和解が成立した場合にB型肝炎訴訟給付金として国が賠償金を支払う形が取られています。

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